結婚指輪の手作りに関して彫金タイプと鋳造タイプで手順が異なります

彫金タイプと鋳造タイプ
結婚指輪を手作りする方法は、主に2つあります。
棒状の金属を叩いたり折り曲げたり削ったりして作る彫金タイプと、ワックスと呼ばれるロウソクのような素材を切ったり削ったりして原型を作る鋳造タイプです。
それぞれの製法における手順を説明いたします。
最初にするのはデザイン相談
彫金タイプでも鋳造タイプでも、手順の最初に行うことはデザイン相談です。
お店のスタッフと相談しながら具体的なイメージを形作っていきます。
手作りである以上、不可能なデザインも存在します。「ここだけは譲れない!」というこだわりをシッカリ持っておくようにしましょう。
お気に入りの結婚指輪の写真などを持参すると話が進みやすいです。
デザインが全然思い浮かばない方も、心配する必要はありません。
お店側が結婚指輪のデザイン帳やサンプルを提示してくれます。
彫金タイプの作業手順
彫金タイプは、工程の殆どを2人でこなします。納期が短いため、制作当日に持ち帰り可能な場合もあります。
以下が、代表的な手順です。素材となる金属(プラチナやゴールドなど)を圧延ローラーで棒状にします。指輪の内側に刻印などをする場合は、リング状になる前に行わなくてはなりません。
続いて棒を曲げて輪にし、バーナーによる炎で溶接します。
木槌で叩いて歪みを直していき、サンドペーパーや研磨剤入りの布で磨き上げて終了です。
鋳造タイプの作業手順
鋳造タイプにおける作業工程のメインは、原型づくりです。
以下が、代表的な手順です。まずチューブ状のワックスから必要な幅を糸鋸で切り出します。
切り出した面をヤスリで削って綺麗にし、更にリングの内側の大きさをリーマーによって調整します。
修正は何度でも行えるので、安心してください。
続いて厚み・模様・形状などについて、様々な工具による削り出しを行います。原型が完成したら、プロにお任せして鋳造してもらいます。
最終仕上げはプロの手で
彫金タイプでも鋳造タイプでも最終的な仕上げはプロが行うため、手作りであっても品質は保証されます。
結婚指輪の手作り体験会を実施している工房もありますので、是非参加してみてください。
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