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結婚指輪を手作りする作業時間は彫金製法でも鋳造製法でも半日程度です

2018.11.07

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作業時間は3時間程度

結婚指輪の手作りには「彫金(鍛造)技法」と「鋳造技法」があります。
どちらも、客にとっての作業時間は3時間程度です。拘束される時間は半日程度とみて良いでしょう。但し、彫金製法がこのあと行うのは追加オプションや仕上げのみであるのに対し、鋳造製法は鋳型を取って金属を流し込んだりしなければなりません。結果として、彫金製法は作業当日~数週間程度で仕上がりますが、鋳造製法は数週間~数ヶ月の日数が掛かります。

結婚指輪のデザインにおける楽しみ方

結婚指輪に関して、彫金製法による手作りのケースを紹介します。結婚指輪は夫婦になるカップルが共に指に嵌めるペアリングですから、2人で工房を訪問されるケースが多いです。工房のスタッフとカップルが良く話し合い、手作り指輪のデザインを決めます。同じデザインの指輪にしつつ、男性の指輪を幅広にしたり、女性の指輪にアクセントとして宝石をあしらったりなど、手作りならではの自由な発想を楽しみましょう。男女で異なるデザインにしても、構いません。相手のイニシャルを指輪の内側に刻印したりなど、2人だけの秘密の共有を指輪で行う方法もあります。

金属の棒を叩いて真円に

彫金製法では、まず基本として結婚指輪の幅とサイズ、地金を決めてもらいます。地金についてはプラチナ・ ピンクゴールド・イエローゴールド・ホワイトゴールドあたりが用意されているでしょう。チタンやパラジウムのような硬すぎる金属は、彫金製法の素材に向いていません。続いて金属の棒を糸鋸などでカットし、リングの裏表を決めて、裏側に刻印を施します。そして金属にバーナーで火を当てながら柔らかくして曲げていきます。叩きながら真円にしたらロウを使って接合し、バーナーの炎でリング全体を加熱します。ココまでの作業時間で、指輪の原型が出来上がりました。

芯金に通して成型に

合わせ目がくっついているのを確認したら、酸洗いして、ヤスリを掛けます。そして指輪をを芯金に通して成型にします。

結婚指輪の完成

仕上げにパフなどで磨いてピカピカになったら、完成です。作業時間は2~3時間ですが、あっと言う間に過ぎてしまいます。宝石などのオプション加工は、作業時間外における工房スタッフの仕事です。依頼する場合は指輪を工房に預けて、後日引き取りに行きます。

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