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結婚指輪の手作り素材であるゴールドの相場は年々上がってきています
結婚指輪の素材として人気のゴールド
結婚指輪における素材の代表はプラチナとゴールドです。
手作りの結婚指輪でも、この2つの金属はとび抜けて人気です。「ゼクシィ結婚トレンド調査2015年」によるとマリッジリングの素材として女性の77.5%がプラチナを、12.8%が金(ピンク・ホワイトを含む)を、6.5%がコンビ(プラチナと金)を選んでおり、男性の80.1%がプラチナを、9.5%が金(ピンク・ホワイトを含む)を、5.9%がコンビ(プラチナと金)を選んでいます。日本ではプラチナのほうが注目されていますが、欧米では金のほうが主流です。
金にはプラチナに劣らない手作り指輪素材としての魅力があるのです。
希少性の高いゴールド
1トンの原鉱石から取れる金の量は5グラムと言われており、プラチナと並んで希少性が際立っています。更に金の埋蔵量には限りがあると考えられており、将来の枯渇が懸念されているため、相場は年々高くなってきています。
結婚指輪に向いているゴールドの純度
ゴールドの純度は「K24」「K18」「K14」などと表記され、それぞれ金の含有量は100%、75%、58%となっています。純度が高いほど相場も上がりますが、高純度ならそれで良いという訳ではありません。
純金は柔らかく変形しやすいため、指輪には不向きなのです。
金素材として一般的なのはK18です。結婚指輪の手作り工房で金を素材として扱っている場合、純度を事前に確認しておきましょう。
カラーが豊富なゴールドの指輪
金を素材とする指輪の魅力の1つは、カラーバリエーションの豊富さです。
メインの金に銅を加えると赤っぽくなり、銀を加えると白っぽくなります。イエロー・ホワイト・ピンクなど、金は様々な色合いを楽しむことが出来ます。結婚指輪を手作りするなら耐久性のあるピンクゴールドを素材とするのがお勧めです。日常生活で変形・変色しにくく、手入れも簡単です。柔らかい布で拭くだけで、輝きを取り戻せます。
貴金属市場におけるゴールドの相場
ゴールドはプラチナよりも産出量が多く、相場は安いとされてきました。けれども近年の貴金属市場では、金がプラチナと同等の相場となるケースも増えてきているようです。