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鑑定書と鑑別書の違い

2015.11.13

ダイヤモンドの価値を示すものとして、鑑別書と鑑定書というものがありますよね。
名前が似ているこの二つですが、なにか違いはあるのでしょうか?

鑑別書と鑑定書では、ダイヤモンドに対する証明のアプローチが異なります。

まず、鑑別書とは依頼を受けた鑑定士が石を鑑別し、石の種類や天然か人造であるかなどの分類を行い、証明してくれるものです。
その石のサイズや形状などに関する記述もされていますが、基本的には宝石がどういった出自をしているのかということを証明するものになります。
よって、あくまでも石の種類を4つに分類するためのものであるため、品質に関する保証を行ってくれるものではありません。
ちなみに分類される石の種類とは、天然石、処理石、模造石、合成石の4つになります。

対して、鑑定書とは、その石の品質そのものを評価したものを言います。
ダイヤモンド専用の品質証明書と捉えていただいて良いでしょう。
鑑定書が適用されるのは、天然のダイヤモンドのみになります。
鑑別書では扱われていないような色味や内包物なども含め、石の価値に関する評価を証明してくれます。
鑑定書の中には、4Cというダイヤモンドの評価基準についての項目が存在し、その4Cに対して複数の鑑定士の鑑定を受けた結果が記入されています。

鑑別所はそのダイヤモンドの正体を明かし、鑑定書ではダイヤモンドの中でも天然のものに限り、その品質の証明を行っているのです。